1月にパナマ旅行へ、これで世界リストは2000種をはるかに越えることに。
この旅行でテープレコーダーによる誘引方法を知り、その素晴らしさに驚く。
ただ、旅行の間、右の脇の下に徐々に大きくなる小さなしこりのようなものが。 実は1972年に背中にできた黒子(実は悪性メラノーマ)の除去手術を行っていて、8年経った今、転移をしたものだった。 直ぐに外科手術を行い生検をすると、恐れていた転移性の悪性メラノーマ(黒色腫)との診断、それも余命一年、元気でいられるのも後三ヶ月と告げられてしまう。
彼女はまだ今年50歳になる若さ、ショックは計り知れないほど大きかったが、最終的にはその現実を受け入れる。 その頃はまだ効果的な治療方法がなく、放射線治療や化学療法でも大して有効な効果は認められていなかった。
それで特別な治験などもせず、ビタミンCだけ沢山もらって退院、自宅療養へ。 痛みを忘れるために探鳥を再開すると、恐怖も和らぎ楽に、そこで以前から予約をしていたアラスカ旅行へ出かける決心を。(家で病気になるまで待つ気などさらさらなかったので)
パナマ旅行で見た鳥
ムナグロオオガシラ(Black-breasted puffbird)、
シロクロヒナフクロウ(Black-and-White Owl)、
メガネフクロウ(Spectacled Owl)、
カンムリズク(Crested Owl)
療養中に見た鳥
エリマキシギ(ruff)、ニシタイランチョウ(western kingbird)、オウサマクイナ(King Rail)