1970年代遅くには、彼女はセントルイスでは有名な探鳥家になっていて、合衆国中を旅し北アメリカの500種を見ていた。 また、夫の出張に同伴しては、ヨーロッパやメキシコの鳥を見ることもあった。 1970年の初メキシコ旅行では一人でレンタカーを運転し探鳥、1976年夏には、旅行会社の企画旅行でガラパゴス/エクアドルへ、1977年には少人数でのケニヤ探鳥旅行と立て続けに出かけ夢中になる。

 この間、メキシコ旅行では少し怖い思いをし、ガラパゴス/エクアドルではツアー旅行の便利さに感心し、ケニヤでは帰りたくない程の衝撃を受ける。
 ケニヤからの帰りの飛行機で、記録を管理するためのカードファイルシステムの導入を思いつき、帰るなり作成に没頭し、今まで見た600種のカードの作成に成功する。

 翌年の1978年初めには地元の友人と南アメリカの縮図のようなトリーニダード・トバゴへ。 前年のエクアドルでは満足できなかった探鳥(あまりにちんぷんかんぷんな鳥が多すぎて)にここでは成功し、熱帯の大切な思い出に。

メキシコ旅行の鳥達

ベニアメリカムシクイ(Red Warbler)、ミカズキアメリカムシクイ(Crescent-chested Warbler)、キンマユアメリカムシクイ(Golden-browed Warbler)、 メキシココガラ(Mexican Chickadee)、メキシコユキヒメドリ(Mexican Juncos[Yellow-eyed Juncos])、ミミジロサファイアハチドリ(White-eared Hummingbird)、メキシコスジボウシヤブシトド(Green-striped Brush-Finch)

トリーニダード・トバゴの鳥達

エーサ ライト(Asa Wright Nature Centre)で、アカエリクマタカ(Ornate Hawk-Eagle)、ホオカザリハチドリ(Tufted Coquette) 、アブラヨタカ(Oilbird)
カロニー湿地帯(Caroni Swamp)でショウジョウトキ(Scarlet Ibis)、タチヨタカ(poto)