1980年2月、国内の目処がついたので、懸案だった四年ぶり二度目のエクアドル旅行へ。 南アメリカの野鳥の権威と出かけたこの旅で前回見られなかった鳥の多くを見ることができ、大きな一歩を。  なおエクアドルの首都キトへ向かう途中に滞在したフロリダで北米600種目のミジカオノスリ(Short-tailed Hawks)を見つける幸運も。
 10月には中央ブラジルへ。 この時期、子供は三人が大学へ、もっとも若い17歳も殆ど独り立ちしていて手が掛からず、夫もペットフード会社で仕事をしていて、順調に出世もしていて全てにおいて順風満帆だった。 父親からの遺産だろうか信託財産もあり、年数回の海外旅行なら何年でも続けられる程のゆとりある生活をおくっていた。

中央ブラジルの鳥

スミレコンゴウインコ(Hyacinth macaw)、ホウカンチョウ類(curassow)とシャクケイ類(guan)、ハゲガオホウカンチョウ(Bare-faced Curassow)、風変わりなオンドリタイランチョウ(cock-tailed tyrant)、初見のアカハラサギ(Agami heron)