10月になり、ミス・ハッターラス号の大西洋海鳥ツアーで、始めて三人が一堂に会し、それぞれの探鳥数を公表した。
サンディ・コミト 736種
アル・レヴァンティン 691種
グレッグ・ミラー 705種
コミトに水を空けられていた二人は協力して探鳥することに。
まずは、コミトだけが探鳥し、簡単だと吹聴していたヒマラヤセッケイを探しにネバダ州のルビー山脈へ。
この鳥は、狩猟目的でヒマラヤから移入されたのだが、カシミール紛争が起き危険なため、原産地のヒマラヤでは見ることが難しくなっていた。 この鳥を見るためネバダ州エルコのエル・アエロのヘリをチャーターする。
残念ながら天候が不順で、山は雲に覆われ二人は諦めかけていたが、雲の切れ間を見つけたパイロットは飛行を決行する。 ヒマラヤセッケイを見つけ追いかけるシーンは、映画でも迫力満点。 実際はもっと天気が悪かったようで、二人は生きた心地がしなかったようだ。
この後、ミラーがレヴァンティンをアイダホ州ボイシへ連れて行きヨーロッパヤマウズラを見せる。
この時点で、
アル・レヴァンティン 701種
グレッグ・ミラー 708種