デビ・シアウォーターは、1980年に戸籍上の名字をミリチャップからシアウォーター(ミズナギドリ)に改名した女性で、探鳥の世界では「外洋の女帝」として知られた人物。 75種の太平洋の鳥を見るには彼女の遠洋ツアーを利用する必要があった。 1970年代から漁船を雇って探鳥ツアーを始めた彼女は、今では年70回のツアーを行うまでになっていた。 ちなみに、映画では設定が変わりアニー・オークレット(ウミスズメ)と言う名に変わってはいるが、コミトとの逸話はそのまま。

サンディ・コミト

 11年前の前回のビッグイヤーでも、勿論この船を利用したのだが、鯨を見るために停船したのに腹を立て、シアウォーターに反旗を翻し、いざこざを起こしていた。 それいらい二人は口をきいていない。
 モントレー湾ツアー アメリカウミスズメ ハシボソミズナギドリ

アル・レヴァンティン

 コミトと同じツアーに参加したのだが、船に酔いやすい彼は、船室でダウン、コミトに遅れをとる。

グレッグ、ミラー

 お金のない彼が、シアウォーターの遠洋ツアーに参加できたのは7月になってから、ただコミトに勝って欲しくない彼女は協力を惜しまなかった。